中世・ルネサンス期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/29 07:30 UTC 版)
中世・ルネサンス期には、技術に優れた宝石彫刻師は欧州の王侯貴族の御用達宝石彫刻師として、ジロメッティやチェルバラのようにローマ教皇庁造幣局の彫刻師に推挙されたり、ローマ教皇の歴史にまつわる様々な出来事に関連したカメオ肖像メダルやインタリオ印章などの多くのメダルや印章を制作した。またトーマス・サイモンやナサニエル・マーチャントのように王立造幣局の主任彫刻師に任命されるなど、宝石彫刻師は国家の兌換通貨である金貨や銀貨の彫刻細工にも携わるようになり、流通の一翼を担うまでになった。
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