中世中国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:59 UTC 版)
南北朝時代の中国(4世紀~6世紀)では貴族政治の影響で、世間で重んじられるが実務にわずらわされない官職こそが「清官」と呼ばれて人気があり、上級貴族はもっぱら清官ばかりをたどって昇進するのが常であった。これに対して世間で尊重されず仕事ばかり多いものを「濁官」と呼び、主に身分の低い者の就くポストとされた(宮崎市定「九品官人法の研究」中公文庫)。つまり後世でいう「閑職」のほうが人気があったことになる。
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