中世中国語とは? わかりやすく解説

中世中国語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/03 09:39 UTC 版)

韻母」の記事における「中世中国語」の解説

韻書」で使われる韻字には平・上・去・入の声調違いによって異なる字が使われた。語尾子音のうち内破音の[ p̚]、[ t̚]、[ k̚]は尾音[m]、[n]、[ŋ]の入声とされ、[m]と[ p̚]、[n]と[ t̚]、[ŋ]と[ k̚]はそれぞれ同じ尾音考えられている。 なお韻と韻母正確には同じではなく、韻とは韻母のうち主母音尾音、それに声調加えたのであるこのため漢詩押韻する場合韻母をそろえることが必要であるが、介音は必ずしも一致する要は無く、主母音韻尾声調一致してなければならない六朝から唐代中国語についてまとめた『広韻』では、206韻が設けられその内訳は、上平28韻、下平29韻(平声を表す字が多いので上下2巻分けられた)、上声55韻、去声60韻、入声34であったその後漢詩押韻規範となる「平水韻」では、これを106韻に整理し上平15韻、下平15韻、上声29韻、去声30韻、入声17韻の韻目建てられた。

※この「中世中国語」の解説は、「韻母」の解説の一部です。
「中世中国語」を含む「韻母」の記事については、「韻母」の概要を参照ください。

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