六朝から唐代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/10 08:58 UTC 版)
「法帖」の原形は、既に六朝時代に出来上がっていたと見られている。この時代、東晋の王羲之・王献之親子が行書と楷書を芸術的に完成させ、「書聖」と讃えられた彼らの書法は多くの書家の理想となった。その中で法帖が生まれた。当初は模書や臨模によったが、高度な技術を要するために搨模が編み出された。初学者でも方法さえ学べば可能で、極めれば真蹟に迫る模写が出来るとあって、多くの法帖が作られた。
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