世界・地名の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:37 UTC 版)
「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」の記事における「世界・地名の由来」の解説
前述のとおり、上の世界は現実の地球の地形が元になっており、地名を似せたり、実際の地理・歴史へのオマージュがふんだんに取り入れられている。 関連書籍における堀井の発言によれば、「ロマリア」はローマとイタリア、「エジンベア」はイギリス(スコットランド)の地名エディンバラ地方、「シャンパーニ」はフランスの地名シャンパーニュ地方、「ノアニール」はノルウェー、「アッサラーム」はアラビア語の挨拶、「イシス」はエジプト神話の女神イシス、「ポルトガ」はポルトガル、「スー」はスー族(ネイティブ・アメリカンの部族のひとつ)、「グリンラッド」はグリーンランド、「レイアムランド」は南極大陸の一角グレイアムランド(グレアムランド)がそれぞれ由来となっており、「ネクロゴンド」の名称は語感から名づけたとされている。 またこれ以外では、ムオルは中国とロシアの国境を流れるアムール川(Amur)のアナグラムに、エジンベアはイギリスに実在する都市エジンバラに、サマンオサは南米のアマゾン川(Rio Amazonas)のアナグラムに酷似しており、ルザミは「見ざる」の逆読みとなっている。ギアガの大穴と似た名称にギアナ高地の大穴があるが、ギアナ高地はアフリカではなく、南米大陸である。大航海時代シリーズにおいて、海賊の家にあたる位置に海賊の本拠地のひとつとしてサンアントニオが存在するが、サンアントニオは本来、アメリカ合衆国テキサス州の地名である。 堀井は本作のデザインに先立って、ヨーロッパの歴史的城郭などを取材していた。
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