上告棄却と服役とは? わかりやすく解説

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上告棄却と服役

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 16:20 UTC 版)

弘前大教授夫人殺し事件」の記事における「上告棄却と服役」の解説

判決から一週間後の6月6日那須は「逃亡恐れ」を理由宮城刑務所仙台拘置支所勾留された。 弁護側は9月10日付で上告趣意書最高裁判所提出した。その上趣意としては主に、裁判無関係な小松協力得て行われた古畑鑑定確率計算、そして公判手続き終了まで一度弁護側に開示されなかった白シャツを基にした血痕鑑定はいずれ証拠能力欠き加えて起訴状冒頭にある「被告人変態性欲者であるが」という断定表現裁判官予断与えるものであったということ挙げられた。しかし、岩松三郎指揮する最高裁第一小法廷弁護側の主張をすべて退けて1953年昭和28年2月19日上告棄却し、那須秋田刑務所収監された。 獄舎那須すぐさま家族へ向けて再審請求訴えたが、元裁判所書記官であり再審の壁の厚さ理解していた那須の父は、真犯人見つけ出す以外に方法はない、と那須隠忍自重求めた

※この「上告棄却と服役」の解説は、「弘前大教授夫人殺し事件」の解説の一部です。
「上告棄却と服役」を含む「弘前大教授夫人殺し事件」の記事については、「弘前大教授夫人殺し事件」の概要を参照ください。

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