最高裁第一小法廷(K1・K3)
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「大牟田4人殺害事件」の記事における「最高裁第一小法廷(K1・K3)」の解説
最高裁第一小法廷(白木勇裁判長)は2011年5月16日までに父親K1・長男K3の両被告人について、上告審口頭弁論公判の開廷期日を2011年9月12日に指定した。 2011年9月9日に最高裁第一小法廷(白木勇裁判長)で父親K1・長男K3の両被告人について上告審口頭弁論公判が開かれ、弁護人が死刑回避・検察官が上告棄却を求め結審した。 被告人K1の弁護人は「金銭目的を動機と事実認定した一・二審判決は事実誤認だ」「K1は心から反省しており死刑は重すぎる」と述べ、死刑判決を破棄するよう訴えた。 被告人K3の弁護人も「K3は殺害には関与しておらず強盗殺人・殺人罪に関しては無罪だ」「仮に共謀が成立しても犯行に消極的であり極刑は重すぎる」と述べ、死刑判決を破棄するよう訴えた。 2011年9月28日までに最高裁第一小法廷(白木勇裁判長)は父親K1・長男K3の両被告人について上告審判決公判開廷期日を2011年10月3日に指定した。 2011年10月17日に上告審判決公判が開かれ、最高裁第一小法廷(白木勇裁判長)は父親K1・長男K3の両被告人に対し、いずれも一・二審の死刑判決を支持して上告を棄却する判決をそれぞれ言い渡した。これにより父親K1・長男K3の両被告人についても死刑判決が確定するとともに、犯罪に携わった一家4人全員に対し死刑が確定することとなった。
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