上使街道の名前の由来とは? わかりやすく解説

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上使街道の名前の由来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/24 13:24 UTC 版)

上使街道」の記事における「上使街道の名前の由来」の解説

江戸時代江戸幕府将軍の代が替わるたびに目付役地方派遣し監察させた。これを「巡見上使」、「廻国上使」と呼んだ。この巡見上使通った道が「上使街道」、「上使往来」、「巡見使道」、「巡見往来」と呼ばれる道である。巡見上使通った経路複数あったと見られる1647年12月12日の『越中道記』によるところには、水戸田(現・射水市) - 円池(現・射水市) - 常国現・高岡市) - 中田現・高岡市) - 中ノ宮現・高岡市) - 古戸出(現・高岡市) - 芹川(現・小矢部市) - 今石動(現・小矢部市) - 埴生(現・小矢部市) - 新町(現・小矢部市) - 倶利伽羅峠(現・富山石川県境)と、現在の上使街道通っていた記述残っている。 その他の巡見上使通ったルートとして、 「加賀国現・石川県)床鍋 - 日名田 - 小久米 - 田江 - 小窪 - 新保 - 中村 - 泉 - 大野 - 鞍川 - 氷見 - 窪 - 柳田 - 下子田 - 小竹(以上、現・氷見市) - 東海老坂 - 守山 - 板屋 - 岩坪 - 答野島 - 三日市 - 土屋(以上、現・高岡市) - 田川 - 今石動 - 芹川(以上、現・小矢部市) - 矢部 - 夏住 - 横越 - 油屋 - 戸出(以上、現・高岡市) - 石丸 - 千代 - 十年明 - 杉木 - 苗加(以上、現・砺波市) - 高儀 - 福野 - 在房 - 宗守 - 鍛冶 - 梅井 - 是安 - 城端 - 北野 - 長楽寺 - 井口 - 池尻 - 久保 - 沖 - 川原崎 - 井波(以上、現・南砺市) - 金屋岩黒 - 庄金剛寺 - 金剛寺 - 三谷 - 三合新 - 宮森新(以上、現・砺波市) - 東保新 - 今泉新 - 小泉新(以上、現・高岡市) - 松原 - 水戸田 - 黒河(以上、現・射水市) - 中老田 - 花木 - 嶺茶屋 - 御福 - 富山 - 稲荷町 - 新庄町 - 日置 - 雄山神社 - 岩峅寺 - 雄山神社 - 日置 - 新庄町(以上、現・富山市)→越後国(現・新潟県)」 と南砺方面経由したルートなどの記録残っている。 このような理由から本道指して上使街道と呼ぶことはあまり正当ではなく近年再び歴史掘り下げ活発に行われた結果、再び「旧北陸道」「北陸本街道」などと呼ばれる機会増えてきている。

※この「上使街道の名前の由来」の解説は、「上使街道」の解説の一部です。
「上使街道の名前の由来」を含む「上使街道」の記事については、「上使街道」の概要を参照ください。

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