三笠トロッコ鉄道
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クロフォード公園から2.5kmの区間を整備して、2010年(平成22年)4月29日に三笠トロッコ鉄道がオープンした。三笠振興開発と鉄道グッズ店「カラマツトレイン」の業務委託契約のもと、カラマツトレイン系列の「株式会社三笠トロッコ鐵道」が運営する。 幌内太駅復元駅舎を鉄道グッズ店「カラマツトレイン三笠店」とトロッコ鉄道事務所とし、軌道モーターカーや軌道自転車が運転されている。クロフォード公園での受付の場合は幌内太駅舎から徒歩5分の「初音町」ホームから乗車し折返所「小池坂」を経由するコースとなっている。 2019年時点では当初の初音町発着コースの他、鉄道記念館前発着の「展望トロッコ列車」(記念館-クロフォード公園間往復5.6km)や旧幌内炭鉱遺構方面への「アドベンチャートレイン」コースも整備されている。 路線 接続連絡路線:幌内太駅 - 初音町駅(オート三輪またはターレットトラック) 体験運転トロッコ:初音町駅 - 開拓小屋駅 - 幌内住吉駅 - 月光町駅 - 小池坂駅折り返し トロッコ展望列車:鉄道記念館駅2番線 - 幌内機関庫駅 - 月光町駅 - 幌内住吉駅 - 開拓小屋駅 - 初音町駅折返し アドベンチャートレイン:鉄道記念館駅3番線 - 川下駅(トロッコ列車)、川下駅 - 川上駅(徒歩)、川上駅 - 音羽坑前駅 - 常盤坑下駅(トラック移動) 主な保有車両 1号車「幌内号」 - 富士重工業宇都宮製作所製、1973年製、排気量359cc エンジン付きトロッコ(11両) スタンディングトロッコ(2両) 展望トロッコ客車(2両) インディートロッコ編成(3両)
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