三悪の関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 00:46 UTC 版)
「三悪 (タイムボカンシリーズ)」の記事における「三悪の関係」の解説
当初、『タイムボカン』のマージョ一味と『ヤッターマン』のドロンボー一味は同一人物だった。『タイムボカン』の最終話(TV放送版のみ)で「次はドロンボーと改名してドクロストーンを探す」というセリフがあり、『ヤッターマン』第11話では「タイムボカンの頃を思い出す」、第93話ではBGMとして流れた「それゆけガイコッツ」を「タイムボカンのときのぼくちゃんたちのテーマ」と呼んでいるセリフが存在した。 『ゼンダマン』においても、第32話でドンジューローが「わいらの青春」「あれから4年」というシーンで、マージョ一味やドロンボーのカットが挿入されている。また第46話ではせっかく製作したメカと自分をコケにされて落ち込んでいたトボッケーに対し、ムージョとドンジューローが「久々にやろうか!」、「そうでんな!」と前作の「おだてブタの歌」を歌ってのせるシーンもある。 『オタスケマン』の劇場版や、『ヤットデタマン』第40話でも三悪が上映劇場に歴代善玉と共に背景で揃うファンサービスのシーンがあり、そうした繋がりを持たせるようなものも描かれた。 『逆転イッパツマン』の第43話ではシャレコウベリース社内で行われる隠し芸大会の練習中、ムンムン、コスイネン、キョカンチンが、それまでの三悪に扮しては変わっていき、互いに過去作品ネタを出したボケとツッコミをしあうシーンが展開され、しまいにはムンムンが「7年もやっていれば、何が何だか判らなくなるねえ…」と自嘲してしまい、挙げ句にミンミンから「(7年間善玉達に)やられっぱなしってわけか」と言われる有様。 しかし、現在では各作品の三悪はそれぞれ別人ということになっている。『王道復古』では『イタダキマン』までの三悪同士の対決が行われた。『ヤッターマン』(リメイク版)の第26話においてドロンボー一味が他の三悪と共演した。 なお、三悪同士にはつながりが存在する。 ドロンボー一味のボヤッキーにソバ打ちを教えたのはクリーン悪トリオのコスイネンである。 ドロンボー一味(『ヤッターマン』)の3人と花の刑事トリオ(『怪盗きらめきマン』)の3人にはそれぞれ血縁関係がある。 『怪盗きらめきマン』のヒエールの子孫であるドック・リンゴが自分の先祖を検索していた際、『タイムボカン』のグロッキーと『タイムパトロール隊オタスケマン』のセコビッチと『逆転イッパツマン』のコスイネンが表示された。 『夜ノヤッターマン』の新生ドロンボーは3人とも『ヤッターマン』のドロンボー一味(服装のデザインは旧版)の末裔。
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