三事堂ささ木とは? わかりやすく解説

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三事堂ささ木

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/07 00:37 UTC 版)

三事堂ささ木店舗及び住宅
土蔵(左)と店舗及び住宅(右)
情報
構造形式 木造
建築面積 143 m²
階数 地上2階
竣工 大正時代
所在地 988-0084
宮城県気仙沼市八日町2-3-27
座標 北緯38度54分25.6秒 東経141度34分17秒 / 北緯38.907111度 東経141.57139度 / 38.907111; 141.57139 (三事堂ささ木店舗及び住宅)座標: 北緯38度54分25.6秒 東経141度34分17秒 / 北緯38.907111度 東経141.57139度 / 38.907111; 141.57139 (三事堂ささ木店舗及び住宅)
文化財 国の登録有形文化財
指定・登録等日 2006年3月2日
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三事堂ささ木(さんじどうささき)は、宮城県気仙沼市にある、陶磁器漆器小売店。店舗兼住宅等が日本国の登録有形文化財となっている。

概要

気仙沼内沼地区に所在する。創業1908年明治41年)。備前焼唐津焼美濃焼ガラス工芸等の作品を展示している。周囲には武山米店炊飯博物館等、登録有形文化財に登録されている建物が点在するが、当店を含めその多くは東北地方太平洋沖地震津波によって甚大な被害を受け、修繕・復元が必要とされる。

文化財

2006年平成18年)3月2日、以下の2棟が登録有形文化財となった。

  • 店舗兼主屋
大正時代木造2階建、鉄板葺、建築面積143m2。間口5、奥行3間2の2階建店舗に奥行3間半の住宅が接続する。屋根寄棟造鉄板葺。正面1階は改修されているが,2階窓は櫛形ペディメントと窓台で洋風に飾る。ガラス窓桟割も技巧的意匠となっている。外壁は2階軒裏までを白漆喰で仕上げられている[1]
  • 土蔵
大正時代、土蔵造2階建、瓦葺、建築面積25 m2行3間,間2間規模の2階建。道路側妻面の1、2階に窓。屋根は切妻造の桟瓦葺で、1階に瓦葺を付け、外壁は白漆喰塗である。南面中央、店舗内部に戸口を開き、漆喰塗の両開き土戸を釣り込む。小屋組は洋風トラス[2]

現地情報

脚注

  1. ^ 三事堂ささ木店舗及び住宅”. 文化遺産オンライン. 2019年1月10日閲覧。
  2. ^ 三事堂ささ木土蔵”. 文化遺産オンライン. 2019年1月10日閲覧。

関連項目

外部リンク




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