ロード用コンポーネント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 08:18 UTC 版)
「SRAM (自転車メーカー)」の記事における「ロード用コンポーネント」の解説
SRAMは以前からシマノ互換のスプロケットやクランクセットなどを販売していたが、2005年に独自規格のロードバイク用コンポーネント・セットを発表。カンパニョーロ、シマノに続く第3のコンポーネント・セット・サプライヤとなった。グループは3種類で、高価な順にレッド、フォース、ライヴァルと名付けられている(2010年2月にライヴァルの下位モデルであるエイペックスが発表された)。ディレイラーやシフトレバーは独自規格で他社との互換性を持たないが、チェーンリング、スプロケット、ローラーチェーンはシマノの10速モデルとの互換性があり、パーツの流用が可能となっている。実際ツール・ド・フランス2009でもSRAMディレーラー+7800系デュラエースチェーンという組みあわせはよく見られた。 SRAMのロード用コンポーネントが発売されたのは2006年春で、レッドの供給開始は2007年秋であるが、2008年5月に開催されたジロ・デ・イタリア(レッドのグランツールデビュー戦)では総合優勝のアルベルト・コンタドール(アスタナ・チーム)、総合2位のリカルド・リッコ(サウニュエル・デュバル・スコット)が所属するチームがレッドを採用していた。 最大の特徴は、一本のレバーを1段押し込むとシフトアップ、2-4段押し込むと、それに合わせて1-3段シフトダウンするという「ダブルタップレバー」である。
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