ロシアおよび親ロシア派の反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 20:42 UTC 版)
「クラマトルスク駅へのミサイル爆撃」の記事における「ロシアおよび親ロシア派の反応」の解説
攻撃直後、親ロシア派のニュースサイトはアプリ「Telegram」で「ウクライナ軍が集結しているクラマトルスクの駅を10分前に攻撃した」と配信していたが、これらの配信はまもなく削除された。BBCウクライナ語版では、これはドネツィクの「Типовий Донецьк」のテレグラムチャンネルから配信されているものとし、スクリーンショットを掲載している。その後ロシア国防省は攻撃を否定し、トーチカUを現在保持していないと声明している。しかし2月24日のドネツィク州への病院爆撃でトーチカUがロシア側によって使用されているほか、ベラルーシ国内でロシア軍の標章が書かれた車両によってトーチカUのシステムが運搬される様子や、ベラルーシ・ウクライナ国境付近にトーチカUが設置された様子は動画撮影されており、ロシアが保持していないという情報は信憑性が低いと見られている。 ロシアのイズベスチア紙は、目撃者の写真だとする画像を載せ、「Ш91579」のシリアル番号から駅に落下したミサイルはウクライナ軍によって攻撃がなされたことを証明していると主張し、刑事訴訟を開始したと伝えている。 ロシア国防省が運営するテレビ局ズヴェズダ(英語版)もウェブサイトでで「Ш91579」のシリアル番号の写真を載せ、トーチカUを使っているのはウクライナ軍だけであると主張している。一方で2022年2月15日の記事では、ロシアがベラルーシと合同軍事演習を行いトーチカUからミサイルを2発発射している動画付きの記事を掲載している。
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