レパートリー・本拠地と指揮者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 17:08 UTC 版)
「朝鮮民主主義人民共和国国立交響楽団」の記事における「レパートリー・本拠地と指揮者」の解説
SSOは北朝鮮で唯一の西洋のスタイルを持つオーケストラであるが、改良された朝鮮の伝統的な管楽器や声楽・器楽のソリスト、北朝鮮の作曲家と密接な関係を持っている。SSOのプログラムの70%を北朝鮮の作曲家による管弦楽曲・室内楽曲が占め、西洋の作曲家の作品は全体の30%である。 ポーランド公演の際にはチャイコフスキーの演奏をした。 2006年12月にはモーツァルト生誕250周年を記念する特別演奏会を牡丹峰劇場で行った。 本拠地は牡丹峰劇場であり、平壌市の牡丹峰区域にある。 SSOの首席指揮者は1969年から金炳華(キム・ビョンファ)が務めていたが、2011年現在すでに退任し、その後首席指揮者を張龍植(朝鮮語版)(チャン・リョンシク)が務めた。准首席指揮者を金貞均(キム・ジョンギュン)が務め、崔成光(チョ・グァンソン)、ホ・ムンヨンが准指揮者を務めた。客演指揮者として、これまでにキム・イルジン、ハン・ヨンサン、趙貞林、リ・ジンム、金洪才、フランシス・トラヴィス、井上道義が出演している。 2008年5月に、ウィーン留学経験を持つ金元均名称平壌音楽大学指揮科教員のチェ・ジュヒョクが客演指揮者に就任した。 2008年7月に、2002年から准首席指揮者を務めていたキム・ホユンが退任し、尹伊桑管弦楽団の指揮者に就任した。 現在のコンサートマスターはチョ・ギヒョクである。
※この「レパートリー・本拠地と指揮者」の解説は、「朝鮮民主主義人民共和国国立交響楽団」の解説の一部です。
「レパートリー・本拠地と指揮者」を含む「朝鮮民主主義人民共和国国立交響楽団」の記事については、「朝鮮民主主義人民共和国国立交響楽団」の概要を参照ください。
- レパートリー本拠地と指揮者のページへのリンク