ルイクウィエン【ルイクウィエン】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8817号 |
登録年月日 | 2001年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ルイクウィエン よみ:ルイクウィエン |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 3月 14日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | アントン パウア | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は外側8枚が明橙黄色で弁先から弁央に淡黄ピンク色のぼかしが入り、内側が明橙色で丸弁、カップ咲、かなり弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部はやや少、枝中央部は中、花柄は無である。小葉全体の形は円形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は黄緑、光沢はやや弱、本葉の色は緑、光沢及び厚さは中、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さは中、花弁表面の色は外側8枚が明橙黄(JHS カラーチャート2204)で弁先から弁央に淡黄ピンク(同0702)のぼかしが入り、内側が明橙(同1604)、裏面の色は外側8枚が浅黄(同2504)で弁先から弁央にピンク(同0403)のぼかしが入り、内側が明橙(同1304)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は広楕円形、厚さはやや厚、硬さはやや硬、数は25~29、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さは中、太さはやや細、新しょうの色は黄緑、開花枝の色は緑、開花時期は中である。「ルイロビント」と比較して、花弁表面の色が外側8枚は明橙黄で弁先から弁央に淡黄ピンクのぼかしが入り、内側は明橙であること、花弁裏面の色が外側8枚は浅黄で弁先から弁央にピンクのぼかしが入り、内側は明橙であること、花弁のタイプが丸弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1990年に育成者の温室(オランダ王国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1991年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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