ルイオラン【ルイオラン】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8005号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ルイオラン よみ:ルイオラン | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | アントン パウア | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花序のタイプは単生,花は鮮黄橙色で弁底に鮮黄色及び外側12枚の弁先に鮮ピンク色のぼかしが入り剣弁,高芯咲,弱香の中輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性,株立は中,樹高は高である。とげの形は上下部えぐれ形,長さはやや短,基部の幅はやや狭,色は緑,数は枝基部はやや少,枝中央部は中,花柄は無である。小葉全体の形は楕円形,小葉の枚数は少,本葉の長さはやや長,幅はやや広である。新葉の色は紅紫,光沢は中,本葉の色は緑,光沢,厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生,蕾の形は卵形である。花形は高芯咲,花径及び高さは中,花弁表面の色は鮮黄橙(JHS カラーチャート1906)で弁底に鮮黄(同2507)及び外側12枚の弁先に鮮ピンク(同0104)のぼかしが入り,裏面の色は明黄橙(同1905)で外側12枚の弁先から弁央に淡黄ピンク(同0702)のぼかしが入る。花色の移行性は無,花弁のタイプは剣弁,全体の形は円形,厚さは厚,硬さは中,数は25~29,一茎の花数は1,花の香りは弱である。枝の長さはやや長,太さはやや太,新しょうの色は黄緑,開花枝の色は緑,開花時期は中である。「サリー」と比較して,花形が高芯咲であること,花弁表面の色が鮮黄橙で弁底に鮮黄及び外側12枚の弁先に鮮ピンクのぼかしが入ること,花弁裏面の色が明黄橙で外側12枚の弁先から弁央に淡黄ピンクのぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1991年に育成者の温室(オランダ王国)において,無名実生種どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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