ララベリー【ララベリー】(果樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11242号 |
登録年月日 | 2003年 3月 26日 | |
農林水産植物の種類 | 桑 | |
登録品種の名称及びその読み | ララベリー よみ:ララベリー | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業生物資源研究所 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台二丁目1番地2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 町井博明、小山朗夫、山ノ内宏昭、片桐幸逸、長沼計作 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「カタネオ」にコルヒチン処理を行って育成されたものであり、枝条が極大、耐寒性が中、果実が極大で育成地(茨城県つくば市)では6月上中旬に成熟する果実生産用品種である。刈桑樹型はやや展開、冬芽の着き方は平行直立、形は三角形、色は赤褐色、光沢は中、副芽の多少はやや少である。葉の概形は心臓形、欠刻数は0、大きさは大、葉先の形状は尖頭状、鋸歯は歯牙状、色は濃緑色、葉面の粗滑は平滑、横断面は平たん、厚さは厚である。枝条数はやや少、長さはやや短、太さは太、色は赤褐色、表面の粗滑は中、枝の姿勢は一部横臥、曲直は真直、節間長は長である。花性は雌性、雌花穂の多少は極多である。果実の大きさは極大、形は円筒形、色は黒紫色である。樹勢は中、発芽の早晩はやや晩、再発芽力はやや弱である。耐寒性は中、耐倒伏性及び縮葉細菌病抵抗性は強、萎縮病抵抗性はやや強、裏うどんこ病抵抗性は中、芽のすそ上りはやや長、葉の硬化は早、成熟期及び食味は中である。「一ノ瀬」と比較して、葉が大きいこと、鋸歯の形状が歯牙状であること、果実が大きいこと等で、「カタネオ」と比較して、葉の概形が心臓形であること、葉が大きいこと、果実が大きいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に蚕糸・昆虫農業技術研究所(現独立行政法人農業生物資源研究所、茨城県つくば市)において、「カタネオ」の腋芽をコルヒチン処理し、翌年に変異枝条を選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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