ラナシェンサ
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ラナシェンサ(カタルーニャ語: Renaixença, カタルーニャ語発音: [rənəˈʃɛnsə], 西カタルーニャ語: [renajˈʃɛnsa])は、19世紀中頃のカタルーニャ地方で興ったカタルーニャ語とカタルーニャ文化の復興運動。運動名はカタルーニャ語で「ルネサンス」(文芸復興)を意味する。同時期のガリシア地方で興ったレシュルディメントやオック語圏で興ったフェリブリージュ運動と比較される。カタルーニャ語の規範化以前にはRenaixensaとも綴られた。ラナシェンサ運動の盛り上がりには『ラナシェンサ』紙が関係しており、運動の名称はこの雑誌に由来する。
- ^ a b c d e f 田澤耕 2013, p. 178.
- ^ 田澤耕 2013, p. 177.
- ^ a b c d e f 立石博高 & 中塚次郎 2002, p. 107.
- ^ Art Nouveau in Catalonia GaudiAllGaudi.com
- ^ アリバウはこの詩をマドリードで、カタルーニャ生まれの銀行家Gaspar Remisaを喜ばせるために書き、作者自身によってバルセロナの日刊紙エル・バポール(El Vapor)に送られ、『祖国』(La patria)という題名で1833年8月24日に同紙上で発表された。8年後の1841年には作家のジュアキン・ルビオー・イ・オルス(Joaquim Rubió i Ors)によって『祖国への頌歌』(Oda a la Pàtria)という題名で、lo Gayter del Llobregat(ジュアキン・ルビオーのペンネーム)のプロローグをつけて出版された。
- ^ The Renaixença, part of Els Moviments Literaris Contemporanis a les Balears mnm.uib
- ^ 岡部明子『バルセロナ 地中海都市の歴史と文化』中央公論新社、2010年、65頁。ISBN 978-4-12-102071-0。
- ^ 田澤耕 2013, p. 179.
- ^ Jordi Falgàs i d'altres, Barcelona and Modernity, Picasso Gaudí Miró Dalí, ISBN 0-300-12106-7, 2006.
- ^ a b c d e f 立石博高 & 中塚次郎 2002, p. 108.
- ^ 立石博高 & 中塚次郎 2002, p. 111.
- ^ 立石博高 & 中塚次郎 2002, p. 113.
- 1 ラナシェンサとは
- 2 ラナシェンサの概要
- 3 脚注
ラナシェンサ
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「カタルーニャ・ナショナリズム」の記事における「ラナシェンサ」の解説
1830年代、ロマン主義の高まりからラナシェンサ(Renaixença, カタルーニャ語でルネサンス)と呼ばれる運動が生まれた。ラナシェンサとは知識的そして文化的な盛り上がりであり、初期には政治的要求は求めず、カタルーニャ語の復活と認証を求めていた。ラナシェンサの源は、ひとつはバレンティン・アルミライが始めた連邦民主共和党、そしてもうひとつはジュゼップ・トーラスが率いたカルリスタ運動であった。彼らの要求は、1892年のマンレザ草案に盛り込まれた。
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