ラセツの国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/12 07:40 UTC 版)
「プリンプリン物語の訪問地とゲストキャラクター」の記事における「ラセツの国」の解説
2万5千年前に滅んだ古代インド南部の国。カセイジンによると、ラセツの国は悪魔の子孫が住む国で、人間のような姿をしているが顔がなく、人間を食べて生きている。国王が「自分にも女王にも似ていない」という理由で生まれたばかりの王女シータを捨てたため、シヴァの神の怒りにより国が滅び、国王以外の人々は全員死に絶えてしまう。 オサラムームーに向かうプリンプリンたちは、「時の流れのない島」に迷い込み、女王によってラセツの国に連れ去らわれてしまう。島には「未来」「現在」「過去」という船着き場があり、ラセツの国へは「過去」から向かうことができる。 ラセツの王 声:関根信昭 「悪魔である自分に天使のような娘が生まれるはずがない」と考えて娘シータを捨てたため、シヴァの神の怒りに触れ国が滅ぼされてしまう。自身もシヴァの神の怒りにより死ぬことを許されず、首を切り落としても死ねない身体になってしまう。背中側にも折りたたまれた腕が一対あり、興奮すると4本の腕を振り回す。 ラセツの女王 声:中村恵子 既に死んでいるが成仏できず、プリンプリンが乗っていた箱舟と同じ形のタイムマシンに乗り、娘を探して時空を彷徨っている。プリンプリンを自分の娘シータと呼んでラセツの国へ連れ去ろうとするが、アルトコ市ではボンボンに邪魔されて失敗。その後、オサラムームーに向かう黄色い潜水艦に乗り込み「時の流れのない島」に誘導し、プリンプリンをラセツの国に連れ去る。シータに対する愛情はあるが、夫がプリンプリンを火あぶりにすると言い出した際には、本物の娘だから死なないと信じているため賛成した。 普段は女性の仮面をつけているが素顔はドクロのような醜い顔で髪の毛は蛇であり、かなり怖い雰囲気を醸し出していた。後の総集編で魔女やキャプテン・チックと共に「お化け屋敷」のメンバーとして再登場した。 シヴァの神 声:新道乃里子 ラセツの国で崇められていた神。ラセツの王は女王が連れてきたプリンプリンが本物のシータかどうかをシヴァの神に問うため、神殿で火あぶりにしようとするが(本物のシータなら神の加護で助かり、そうでないなら焼け死ぬという理屈)、それがさらなる神の怒りを招き、ガルーダの姿で現れて王と女王を吹き飛ばしてしまう。プリンプリンたちに「ここはあなたたちのいるべき場所ではない」と諭し、ジェット旅客機に変身して「時の流れのない島」に送り届ける。
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