ヨリサ

品種登録データベース

ヨリサ【ﾖﾘｻ】（草花類）

※登録写真はありません	登録番号	第8325号
	登録年月日	2000年 9月 5日
	農林水産植物の種類	きく
	登録品種の名称及びその読み	ヨリサ 　よみ：ﾖﾘｻ
	品種登録の有効期限	20 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン
	品種登録者の住所	愛知県愛知郡長久手町砂子６３１番地
登録品種の育成をした者の氏名	コーネリス　Ｐ．ファンデンベルグ
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は，育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり，花は明緑黄色の小輪で鉢物向きの品種である。草型は斜上性，草性は叢性，開花時の草丈は極低である。茎の太さは細，色は緑，強さは中，中空の程度は極小，摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は多，節間長は短である。葉身長は極短，葉幅は極狭，葉の縦横比はやや大，葉柄の長さは中，一次欠刻は浅，表面の色は濃，裏面の色及び毛じの多少は中，光沢度は弱，厚さはやや厚，硬さは中，葉柄の着生角度は上向き，たく葉の有無は殆どの葉に付着，形は深裂せず，大きさは小，分布状態は主として片側に付着するである。花房の形は平形，花の大きさは小，厚みはかなり低，舌状花の重ねは５列以上で露心しない，舌状花数は多である。管状花数は極少，分布は集中，長さは小である。花弁の形は管弁Ⅰ及びさじ弁，先端の形は丸い，花弁の長さは小，幅はかなり狭，外花弁の表面の色は明緑黄（JHS カラーチャート2705），裏面の色は明緑黄（同2704），舌状花表面の色の分布状態は均一，外花弁の角度は平，花の中心部の色は外弁と同色，花たくの形は盛り上がった円錐状，大きさは極小，総ほうの大きさはかなり小，花首の太さは極細，長さはやや長，生態分類型は秋ギク，開花の早晩性はかなり早である。「ヨフェニックス」と比較して，花弁の形が管弁Ⅰ及びさじ弁であること，外花弁の表面の色が明緑黄であること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は，１９８５年に育成者のほ場（アメリカ合衆国）において，育成者所有の育成系統どうしを交配し，その実生の中から選抜，以後，増殖を行いながら特性の調査を継続し，１９８８年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。