ユーカリおばさんシリーズ
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ユーカリおばさんと、孫娘の綾川くるみ、その恋人でホラー役者の三津木新哉が主人公となるシリーズ。このサブシリーズとして、一時期全国各地に誕生した「独立国」を巡る国立探偵シリーズがある。中央公論から出ている分と集英社から出ている分があるが、両者は作品の雰囲気に違いがある。国立探偵シリーズは全て中央公論である。『超特急燕号誘拐事件』のみ、光文社文庫から書き下ろし刊行されている。 死ぬほど愛した…(1984年 集英社文庫 コバルトシリーズ) 旅は道づれ死体づれ(1984年 中央公論社 C★NOVELS / 1988年 中公文庫) いつか虹を渡りたい(1985年 集英社文庫 コバルトシリーズ) 殺したい子に旅させよ(1985年 中央公論社 C★NOVELS) 旅の死体は殺し捨て(1986年 中央公論社 C★NOVELS) 鬼ごっこだよ国立探偵(1986年 中央公論社 C★NOVELS) 死体は走るよ国際列車(1987年 中央公論社 C★NOVELS) 刺のある花園(1988年 集英社 コバルト・セレクション) 殺しもあるよ国境紛争(1988年 中央公論社 C★NOVELS) 死体も歌え奥信濃(1989年 中央公論社 C★NOVELS) 知床岬に夏は死ぬ(1990年 中央公論社 C★NOVELS) 佐多岬北緯31度の墓標(1991年 中央公論社 C★NOVELS) 伊豆恋人岬殺しの眺望(1992年 中央公論社 C★NOVELS) 伊良湖岬に死体がひとつ(1992年 フタバノベルス) 津軽海峡死景色(1993年 中央公論社 C★NOVELS) - 事実上のシリーズ最終作 超特急燕号誘拐事件(2001年 光文社文庫) - シリーズ完結編:ユーカリの若き日の事件
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