ユネスコによる無形文化遺産登録
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「ラヴァシュ」の記事における「ユネスコによる無形文化遺産登録」の解説
2014年にユネスコの無形文化遺産の保全委員会は、アルメニア共和国政府が登録を求めていた「ラヴァシュ:文化の一表現としての伝統的なアルメニアン・ブレッドの製法、意義、外観」を「ラヴァシュ:アルメニアにおける文化の一表現としての伝統的なパンの製法、意義、外観」として無形文化遺産の保護に関する条約に定義される「無形文化遺産」の一覧に登録した。登録に際して「ユニーク」や「オリジナル」といった言葉は注意深く避けられたものの、ラヴァシュが「アルメニア文化の一表現」であるとも受け取れる表現としたことについて、アゼルバイジャン政府はユネスコに対して異議申し立てを行った。続いてトルコ、イラン、キルギス、カザフスタンもユネスコの無形文化遺産の保全委員会に抗議した。アゼルバイジャンほか各国の主張によれば、ラヴァシュはアルメニアの食べ物であるというよりむしろ、〔西アジア〕地域全体の食べ物であるという。 その後の2016年、ユネスコの無形文化遺産の保全委員会は「フラットブレッドを作り、分け合う文化:ラヴァシュ、カトュルマ、ジュプカ又はユフカ」を無形文化遺産の一覧に登録し、「アゼルバイジャン、イラン、カザフスタン、キルギス、トルコ」の各国を当該無形文化遺産が保全されている国家に認定した。その結果、2017年現在、ラヴァシュが独立した異なる2つの無形文化遺産で取り扱われる状況になっている。
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ユネスコによる無形文化遺産登録
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「マンガル・ショブハジャトラ」の記事における「ユネスコによる無形文化遺産登録」の解説
マンガル・ショブハジャトラは2016年にユネスコ無形文化遺産に登録され、「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表(代表一覧表)」に記載されている。 2014年、バングラアカデミー(英語版)はダッカ大学関係者らの同意を得て、ユネスコ無形文化遺産登録のための提案書を作成し、バングラデシュ文化省(英語版)の承認を得て、これをユネスコに提出した。2016年11月30日にアディスアベバ(エチオピア)で開催されたユネスコ無形文化遺産保護条約第11回政府間委員会において、マンガル・ショブハジャトラを無形文化遺産として代表一覧表に登録することが決定された。
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