ユキヒノデ【ユキヒノデ】(工芸作物)
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登録番号 | 第13881号 |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | てんさい | |
登録品種の名称及びその読み | ユキヒノデ よみ:ユキヒノデ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、アドバンタシーズ社 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1、オランダ王国 4421AJ カペル ジクウェルセストラート 70 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 田中征勝、大潟直樹、高橋宙之、田口和憲、岡崎和之、川勝正夫、藏之内利和、クラス ヴァン デル ワウド | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「MOMS149」を母系、「NK-212BR」を父系とする交雑品種であり、根重が軽く根中糖分はやや低で、褐斑病病抵抗性が強い製糖原料向きの品種である。草姿は直立、葉色は濃緑、葉形は披針、葉長は長、葉身の大きさはやや小、葉柄長は長、太さはやや細、葉数はやや多、葉面縮は少である。根形は円錐~長円錘胴張、根長及び根周は中、露肩はやや少、クラウンの大小は中、分岐根はやや少、皺の多少はやや少、肉質は中である。トップ重はやや多、根重は少、T/R比はやや低、根中糖分はやや低、糖量は少、ナトリウムはやや高、カリウムはやや低である。種子の胚数は単胚、胚軸の赤色個体はやや多、倍数性は二倍体である。抽だい性はやや少、褐斑病抵抗性は強である。「カブトマル」と比較して、葉色が濃いこと、根重が少ないこと、褐斑病抵抗性が強いこと等で、「シュベルト」と比較して、葉色が濃いこと、葉面縮が少ないこと、褐斑病抵抗性が強いこと等で、「モノホマレ」と比較して、葉面縮が少ないこと、トップ重が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、出願者所有の雄性不稔系統「MOMS149」を母系とし、出願者所有の「NK-212BR」を父系とする交雑品種であり、平成10年に出願者のほ場(北海道河西郡芽室町)において生産力予備試験、11年に現地選抜ほ試験、12年から生産力検定、系統適応性検定及び特性検定等の試験を行い、15年に目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。 |
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