ユキシズカ【ユキシズカ】(食用作物)
登録番号 | 第13193号 | |
登録年月日 | 2005年 6月 22日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | ユキシズカ よみ:ユキシズカ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 北海道 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市中央区北三条西6丁目 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 湯本節三、松川勲、土屋武彦、白井和栄、田中義則、冨田謙一、黒崎英樹、角田征仁、山崎敬之、鈴木千賀 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、中華人民共和国から導入した「吉林15号」に「スズヒメ」を交配して育成された固定品種であり、育成地(北海道河西郡芽室町)における成熟期は中の早、伸育型は有限、主茎長は短、粒は小、種皮色が黄、粒形が球の納豆用の品種である。伸育型は有限、分枝数は多、胚軸の色は紫、主茎長は短、主茎節数はやや少、最下着莢節位高は中である。小葉の形は長葉、数は3枚葉、花色は紫である。熟莢の色は淡褐、裂莢の難易及び毛茸の多少は中、色は白である。種皮の単色・複色の別は単色、地色及び粒の子葉色は黄、粒形は球、臍の色は黄、裂皮の難易は難、粒の大小は小、子実の品質は中の上である。開花期は中、成熟期は中の早、生態型は夏大豆型、粗蛋白含有率は中、粗脂肪含有率は低である。倒伏抵抗性及び臍周辺の着色抵抗性は強、ダイズわい化病抵抗性は中、ダイズシストセンチュウ抵抗性は強である。「スズマル」と比較して、主茎長が短いこと、ダイズシストセンチュウ抵抗性が強いこと等で、「スズヒメ」と比較して、裂皮が難であること、臍周辺の着色抵抗性及びダイズわい化病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に北海道立十勝農業試験場(河西郡芽室町)において、中華人民共和国から導入した「吉林15号」に「スズヒメ」を交配し、3年に雑種第2代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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