ヤミナ・アハーディ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 09:08 UTC 版)
「神々の黄昏 オリンポス・ウォーズ」の記事における「ヤミナ・アハーディ」の解説
エジプト人。おそらくはエチオピア人の血も引いている。父は第二次世界大戦中にドイツ軍司令部にいたが、戦後は対独協力者として追放されることなくエジプトに留まり、官職を得た。ヤミナは外国人労働者として西ベルリンに渡り、看護婦として働いていたが、ワルシャワ条約機構の支援を受けた東ドイツ軍の侵攻によって西ドイツ軍は壊滅、ヤミナも核攻撃に巻き込まれてギリシャ神話の世界に引きずり込まれた。 佐田がたどり着いたテーバイの町の路上で鍛冶仕事をしていた老人が、城門に現れた怪物スフィンクスの危険を告げ、自分が鍛えたという剣をくれた。ふと佐田が気付くと老人と鍛冶道具は消えていた。実は老人はヘパイストスであった。オイディプス役の佐田が出会ったスフィンクスの、巨大なライオンの体につながる巨大な顔として登場するが、それは以前見たアンドロメダ姫の顔であった。神話通りに謎をかけてくるスフィンクスに自殺させないため、佐田は彼女を説き伏せ、再び想定外の方向へ走ることで景色を引き裂き、白い霧の中に飛び込む。そこでヤミナはライオンから分離し、通常の大きさに戻った。 ヤミナは最初はミノス王の娘アリアドネを演じていたが、テセウスを演じていたのがドミトリーであったと話す。佐田は自分の知らないシナリオと自分と出会っていない同様の境遇の人々の存在を知った。霧から出るとそこは戦術核兵器により被爆した西ベルリンであり、再会したライオンは市内の動物園から不意に消えていたのだが、ヤミナらの心が通じたように動物園に戻っていった。
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