ヤマハ・YSR50とは? わかりやすく解説

ヤマハ・YSR

(ヤマハ・YSR50 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/05 16:30 UTC 版)

ヤマハ・YSR(1986)

YSR(ワイエスアール)は、かつてヤマハが製造販売していたオートバイである。

概要

シリーズ車種として排気量別に車両が生産され、1986年から1992年にかけて販売された。

エンジンRX50/80をベースとして開発が行われており、速さよりはローコストでレーシングマシンYZRのイメージを楽しもうという趣旨で作られている。今も継続して行われている12インチタイヤ採用のミニバイクレースのきっかけとなるモデルだったが、後を追う形でホンダから発売されたNSR50の本格仕様の車体・パワーに圧倒され、結果的に短命になってしまった。

旧式の空冷エンジンを採用していたため、水冷のライバル勢と比較するとピーク時に弱かったことから、個人によりTZR50/125RZ125DT200SDR等のエンジンへ載せ換えが行われた例も多い。

後継モデルはTZR50を挟んで発売されたTZM50Rにあたるが、TZMは打倒NSR50を念頭に開発されたことから、車体構成は、ほぼ全て別物となった。ただしガソリンタンクは共通である。

YSR50には複数の特別仕様車が存在し、1型は合計4車種が限定生産された。YSR50の2型では、車体色変更のほか、骨格形状変更・キャスター角変更・内燃機搭載方法変更・排気管装着位置変更がされており、主にアメリカ仕様と部品の共通化が図られている。

  • YSR50 1型:2AL (1986年 - 1988年) 標準車・車体色:赤/白、青/薄青
    • 限定車・車体色:朱/白 Marlboro (1986年8月)
    • 限定車・車体色:薄紫 TECH21 (1986年11月)
    • 限定車・車体色:赤/白 LuckyStrike (1987年)※煙草販売促進用景品
  • YSR50 2型:2UE (1988年 - 1992年) 標準車・車体色:赤/白
    • 限定車・車体色:赤/白 UCC (1988年7月)
  • YSR80 1型:2GX1 (1986年 - 1988年) 標準車・車体色:赤/白、青/薄青
  • YSR80 2型:3CE1 (1988年 - 1992年) 標準車・車体色:赤/白

日本国外モデル

北米仕様
2GX型のYSR80をベースに50ccへ仕立て直したモデルで、年度モデルを展開しているため、1型2型の区別はない。なお、このアメリカ仕様が販売されていたことから、YSRには非常に珍しいKERKER製のチャンバーが存在する。
フランス仕様
3CE型のYSR80をベースに仕立て直したモデルで、年度モデル設定がなく、1モデルのみ継続販売された。
  • 1988年・YSR80 GP-Replica・車体色:青/薄青

外部リンク


ヤマハ・YSR50

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 23:59 UTC 版)

逮捕しちゃうぞ」の記事における「ヤマハ・YSR50」の解説

コミック版初期トゥデイに(無理矢理搭載されていた。登場1回きりで、あとはモトコンポ交代している。Jrジュニア)と呼ばれていた(モトコンポはJr2)。塗装市販のものと同じ、白地に赤のストロボライン。これも同じくボアアップされている。

※この「ヤマハ・YSR50」の解説は、「逮捕しちゃうぞ」の解説の一部です。
「ヤマハ・YSR50」を含む「逮捕しちゃうぞ」の記事については、「逮捕しちゃうぞ」の概要を参照ください。

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