モーニングライナー・イブニングライナー券
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 16:39 UTC 版)
「スカイライナー」の記事における「モーニングライナー・イブニングライナー券」の解説
2015年12月4日までは車両指定の定員制で、各駅ごとに着席できる号車が割り振られていた。座席は指定されないが、定員分以上の発売を行わないので着席は保証されていた。同年12月5日からは全車指定席となった。基本的には当日の発車時刻数十分前から直近の列車のライナー券のみを発売する。ライナー券売機には残席数が大きくLED表示され、売れ切れた場合はその列車には乗車できない(JRのような立席券は発売されない)。 「イブニングライナー」の一部の座席に限っては、前売り発売を行っており、京成上野案内所、日暮里、空港第2ビル、成田空港の各駅とJTBトラべランドと近畿日本ツーリストおよび日本旅行にて購入できる。両列車ともチケットレスサービスの利用は可能であるが、ネット予約やチケット予約サービス等は利用できない。 この他、「モーニングライナー」については枚数限定でライナー定期券「モーニングPASS」(毎月25日から月末まで発売され、次月1日から末日まで有効 8,150円 小児料金や通学の設定はなく、持参人方式 定期券販売所で発売。定期券を取り扱わない駅は駅窓口)も設定されている(京成船橋・八千代台・京成佐倉・京成成田駅のみ発売で、成田空港・空港第2ビル発は設定がない)。なお、「モーニングライナー」ならばどの列車でも良いというわけではなく、乗車駅・利用列車・号車は指定されており、指定されたモーニングライナーより先行の列車に乗るにはライナー券の購入が必要であり、乗り遅れた場合の救済措置はない。またモーニングPASSに乗車券としての効力はなく、あくまでライナー券の定期券式販売である。 2022年4月25日、イブニングPASSの発売を開始し、同年5月より使用を開始する。イブニングPASSは毎月1日〜末日まで任意のイブニングライナーを何度でも利用できる定期券式のPASSである(別途乗車券が必要)。 「モーニングライナー(上り)」の場合、成田空港・空港第2ビル・京成成田・京成佐倉・八千代台・京成船橋が乗車可能駅、青砥・日暮里・京成上野が降車専用駅である。 「イブニングライナー(下り)」は京成上野〜京成成田が乗車可能駅、空港第2ビル・成田空港が降車専用駅となっている。ただし、八千代台駅、京成佐倉駅、京成成田駅から下りイブニングライナーを利用する場合、座席の指定はできない(チケットレスは除く)。モーニングライナー券を購入した上で成田空港 - 八千代台間の各駅相互間、イブニングライナー券を購入した上で京成上野 - 青砥間の各駅相互間を利用することも可能であるが、下りイブニングライナーの空港第2ビル - 成田空港間および上りモーニングライナーの青砥 - 京成上野間のみの利用はできない。 両列車とも車内改札は行わず、駅ごとに指定された列車乗車口にて係員が乗車時に改札を行う。
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