モハ5310形・クハ350形の誕生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/19 03:47 UTC 版)
「東武デハ10系電車」の記事における「モハ5310形・クハ350形の誕生」の解説
大改番直後の1951年(昭和26年)、モハ5440形のうち特急用車両として整備されていたモハ5442 - 5446について、走行性能向上のためモハ5300形との間で制御器・主電動機の振り替えが行われた。これにより主電動機がTDK-528/9-HMに換装され、制御器もCS5に変わったことから、対象となった車両はモハ5310形と改称された。同時に車端部のロングシート部分についてもクロスシート化され、クハと車内設備が統一された。 また、連結相手であるクハ400 - 403・405についても主幹制御器の交換、及び台車の交換が行われ、クハ350形(2代)と改称された。この際クハ350・351(いずれも初代)はクハ332・333(いずれも2代)と改番された後、1952年(昭和27年)には主幹制御器の交換を行いクハ401・402(いずれも2代)と改称し、クハ400形に編入された。同時にクハ400形中、改造対象から外れたクハ404をクハ400(2代)に改番し、番号を揃えている。 改番一覧旧番 改番(1951年) 改番(1952年) モハ5442 - 5446 モハ5310 - 5314 クハ400 - 403・405(クハ400 - 402は初代) クハ350 - 354(クハ350・351は2代) クハ404 クハ400(2代) クハ350(初代) クハ332(2代) クハ401(2代) クハ351(初代) クハ333(2代) クハ402(2代)
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