モハ5300形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 15:46 UTC 版)
「福島交通デハ5000形電車 (初代)」の記事における「モハ5300形」の解説
1971年にモハ5318・モハ5319の2両が増備された。 車体はモハ5100形・クハ5200形・サハ3000形と同じく18m級3扉であるが、早朝深夜や休日朝など閑散時の単行運用にも使用できるように前面貫通式の両運転台車として導入された。 主要機器に関しては、主電動機は東芝製のSE201が採用され出力がNE-75系列と比較して2割向上した。歯車比は69:16でデハ5000形・モハ5100形よりもやや高速域重視の設定である。台車はデハ5000形以来の採用となるDT21形同型の揺れ枕吊り式コイルばね台車であるNA-31に変更された。デハ5000形のNA-13とは異なりボルスタアンカーは装備されていない。こちらも駆動装置は吊り掛け式である。
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