メロディフラワー サロモーネ【メロディフラワー サロモーネ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第5294号 |
登録年月日 | 1996年 11月 21日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | メロディフラワー サロモーネ よみ:メロディフラワー サロモーネ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 11月 22日 | |
品種登録者の名称 | 根岸征志 | |
品種登録者の住所 | 群馬県館林市赤生田本町1382番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 根岸征志 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「メロディフェア マリリンモンロー」に「バレーフラワー チェリーライプ」を交配して育成されたものであり,花はドーサル・セパル,ラテラル・セパル及びペタルが淡紫ピンクの地色に鮮紫ピンクのぼかし及び条線,リップは円形で淡紫ピンクの地色に鮮赤紫の斑点が入る桃系の中輪花である。 草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は扁円形,高さは101~150mm,長径は51~70mmである。葉の全体の形は線形,先端の形は不等鋭先形,頂点の角度は60~ 75゚,先端の角度は 120~150゚,長さは75~ 105cm,幅は31~40mm,色は緑,数は13~15枚である。一花茎の花数は11~20,花茎の太さは12~15mm,長さは50~80cm,色は上部,中部,下部とも淡緑,咲き型は部分抱え平咲き,花の横径は81~ 100mm,縦径は61~80mm,ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形,先端の形は微突形,ラテラル・セパルの正面の形は倒広卵形,縦断面の形はⅢ型,周縁の反転は小,ペタルの正面の形は広線形,リップの正面の形は円形,縦断面の形はⅤ型,先端の形は微突形,周縁の反転は小,波打ちは中である。全体的な花色は桃系,ドーサル・セパル,ラテラル・セパル及びペタルは淡紫ピンク(JHS カラーチャート9502)の地色に鮮紫ピンク(同9505)のぼかし及び条線が入り,リップは淡紫ピンク(同9501)の地色に鮮赤紫(同9507)の斑点が入る。花の香りは無,開花期は冬である。 「メロディフェア・マリリンモンロー」と比較して,葉の先端の角度が 120~150゚であること,ラテラル・セパルの縦断面の形がⅢ型であること,セパル及びペタルの内側の地色が淡紫ピンク(同9502)であること,リップ内側複色部の色が鮮赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の温室(群馬県館林市)において,昭和62年に「メロディフェア マリリンモンロー」に「バレーフラワー チェリーライプ」を交配して,その実生開花株から選抜し,以後,増殖をしながら特性の調査を行い,平成5年,その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「メロディフラワー エトワール」であった。 |
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