メルパルク仙台での不手際
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 05:43 UTC 版)
「メルパルク」の記事における「メルパルク仙台での不手際」の解説
2019年6月にメルパルク仙台で挙式した夫婦が口コミサイトやテレビの情報番組にて、1年以上前からメルパルクと打ち合わせをしていたにも関わらず、「1日1組と言われていたのに挙式当日は別の組とのダブルブッキングだった」、「旧姓で呼んだり、電報を読んだりはしないで欲しいと頼んでいたのに司会者からアナウンスされた」、「出席者の引き出物に原価が書かれた発注表が同封されていた」などの不手際があったと訴えた。その結果、SNS上でメルパルクの対応を批判する声が相次いだ。この件についてメルパルクは同年7月8日に公式サイトで「一部のインターネットの書き込みにより、弊社の婚礼サービスをご利用された皆様やご親族の皆様、また、今後ご利用される予定の皆様を含め多くの方々に、ご心配・ご心労をおかけしておりますことをお詫び申し上げます」と謝罪文を掲載した。 また、この件が発生した際にメルパルクの担当者が被害者である夫婦に対して、前述のトラブルに関わっていないウェディングプランナーの女性に責任があると虚偽の説明を行ったため、被害者から話を聞いた参列者が女性の名前を一部伏せ字にした上でSNS上に投稿した。そのため、ネット上に女性のフルネームや住所などの個人情報が掲載される事態となり、女性に対する中傷も相次ぎ、警察が女性やその家族のパトロールを行うまでに発展した。これらの影響で女性は体調を崩し、2020年1月に退職。女性側は担当者が被害者に虚偽の説明を行った行為について、メルパルクは使用者責任を負うと同時に女性の名誉回復や被害拡大防止のための記者会見などの措置を取らなかったことについて、安全配慮義務違反があったと主張し、2020年2月にメルパルクに対して損害賠償請求訴訟を仙台地方裁判所に行ったことが同年4月に報じられた。 その後、2022年2月22日付で会社が「遺憾の意」を表明すると共に和解金を支払う条件で和解したことが同年3月に報じられた。女性側は訂正などに応じなかったテレビ番組やまとめサイト、炎上に加担した個人への責任追及を検討している。
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