ムルキャス

品種登録データベース

ムルキャス【ﾑﾙｷｬｽ】（草花類）

	登録番号	第12100号
	登録年月日	2004年 6月 4日
	農林水産植物の種類	しおん
	登録品種の名称及びその読み	ムルキャス 　よみ：ﾑﾙｷｬｽ
	品種登録の有効期限	20 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	ムルセレクト有限会社
	品種登録者の住所	オランダ王国　２６７８　ＬＷ　デ　リール　ブラケル　２
登録品種の育成をした者の氏名	Ｍ．ムルマン
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、育成者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は黄白色で、中輪の切花向きの品種である。株の草型はⅣ、茎の長さは極長、太さは中、色は緑、毛の有無は無、摘芯後の分枝発生数の多少は少、主茎の節間長は短である。根出葉の葉身形はⅢ、下部葉の葉身形はⅥ、中央部葉の葉身形はⅢ、上部葉の葉身形はⅡ、葉縁の形は全縁、葉身の反りの程度は外中、中央部葉の葉身長及び幅は中、一次分枝の葉の葉身長は長、幅は中、二次分枝の葉の葉身長は長、幅は中、葉身表面の色は濃緑、葉の毛の有無は有である。花房の形はⅡ、花型は二重以上、花容はⅣ、花径及び舌状花の長さは中、幅は狭、舌状花の形はⅠ、巻き方はⅡ、反り方は直、先端の形は丸い、表面及び裏面の色は黄白（JHS カラーチャート2901）である。総ほうの直径及び総ほう基部から花頂部までの高さは中、一花茎の花数は極多である。花の香りの有無は無、開花期は秋咲き早生である。「アスティーペホワイト」と比較して、茎が長いこと、一花茎の花数が多いこと等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は、1997年に育成者の温室（オランダ王国）において、育成者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。