ミセスエレガント【ミセスエレガント】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9247号 |
登録年月日 | 2001年 8月 16日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ミセスエレガント よみ:ミセスエレガント |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 麒麟麦酒株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都中央区新川二丁目10番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岡村正愛、矢田真由美 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「エスピー」の組織片の再生個体から選抜して育成されたものであり、花は濃赤色の垂咲で、小輪の1花茎当たりの花数及び花柄の当たりの最多花数がかなり少の鉢物向きの品種である。草姿は開張、開花時草丈は低、節数はかなり少である。茎の長径は細、硬さは中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はかなり少、側枝の着生位置は全体、節間長は短、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は緑、ろう質は多である。つぼみの形は楕円形、大きさはやや小、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径は小、表面の花色は濃赤(JHS カラーチャート0408)、裏面の花色は濃紅(同0109)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数はかなり少、花弁の長さはかなり短、幅はやや狭、数はやや少、ほう葉の形はⅡ型、数は4枚、長さはやや長、がくの形は鐘形、がく筒の色は淡緑、がくの太さは中、長さはやや長1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは強である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生、がく割れの難易性は中である。「ドリーム」と比較して、葉が巻くこと、表面の花色が濃赤であること、花の香りが強いこと等で、「カリフォルニア ダート」と比較して、つぼみの形が楕円形であること、花の香りが強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に出願者の農場(栃木県塩谷郡喜連川町)において、「エスピー」の組織片より再生した植物体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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