ミズタニダーズンロゼ【ミズタニダーズンロゼ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10186号 |
登録年月日 | 2002年 3月 25日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ミズタニダーズンロゼ よみ:ミズタニダーズンロゼ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 3月 26日 | |
品種登録者の名称 | 水谷祐逸、水谷勇 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市目比町1375番地、愛知県稲沢市目比町1375番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 水谷祐逸、水谷勇 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮紫ピンク色で弁底に浅緑黄色のぼかしが入り剣弁、高芯咲、弱香の中輪となる切花向きの品種である。樹形は半直立性、株立は叢生、樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び中央部は多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや短、幅は狭である。新葉の色は紅紫、光沢は弱、本葉の色は濃緑、光沢は弱、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9504)で弁底に浅緑黄(同2904)のぼかしが入り、裏面の色は淡ピンク(同0102)で弁底に明橙黄(同2204)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さはやや薄、硬さは軟、数は35~39、一茎の花数は6~10、花の香りは弱である。枝の長さは短、太さはやや細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑、開花時期は晩である。「トクシルク」と比較して、花弁表面の色が鮮紫ピンクで弁底に浅緑黄のぼかしが入ること、花弁のタイプが剣弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に育成者の温室(愛知県稲沢市)において無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ダーズンローズ」であった。 |
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