ミクストブックプレーヤー コペラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 23:28 UTC 版)
「キッズコンピュータ・ピコ」の記事における「ミクストブックプレーヤー コペラ」の解説
1993年12月1日発売。メーカー希望小売価格は税抜3万5000円。通称コペラ。メーカー型番はMMG-1。セガとの共同開発品としてピコへ音楽教育に対応した機能を追加した上位互換機。ピコ用の絵本ソフトは全て使用でき、コペラ専用に用意された音楽教育絵本ソフトミクストブックも使用できる。反対にミクストブックをピコで起動しても、警告画面が表示されるのみで使用できない。当時のテレビCMでは「ピコのお兄さん」と表現された。マスコットキャラクターは機器名と同じコペラ。 配色は紫がかった水色と濃灰色および薄灰色を基調とし、タブレット横の操作ボタンもピコより淡い色調にされた。外装は端子部を除きピコの初期モデルと同一であり、拡張コントロール端子の名称でメガドライブ用コントローラと同様の9pin端子が用意されている。ピコと色違いのタブレットシートのほか鍵盤の描かれたタブレットシートも同梱された。 追加された機能は以下の通り。これらはミクストブック使用時のみ機能する。 FM音源の内蔵と音声出力のステレオ化。 本体へ音声入力マイクの接続端子が設けられるとともにマイクが同梱され、音声認識による操作やカラオケが可能。 MIDI出入力の追加。MIDI音源と接続することで効果音が追加される。 ヤマハの音楽教室で教材として使用されたほか、楽器店や大手スーパーでの一般販売も行われた。ミクストブックは全10本発売され、本体と同時発売されたミクストブック『メロディランド』『コペラのタイムマシン』『ドレミファ伝説』の価格はピコ用絵本ソフトの2倍以上となる税別8,500円に設定された。
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