マーシャル諸島訪問
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 20:53 UTC 版)
「日本とマーシャル諸島の関係」の記事における「マーシャル諸島訪問」の解説
2018年の外交関係樹立30周年では太平洋島嶼国地域担当大使を務める高田稔久がマーシャル諸島を訪問。次の30年に向けてより一層の関係の発展を目指す抱負を述べたほか、「マジュロ環礁ウォジャ地区保健支援センター」、「マジュロ環礁廃棄物公社」、及び水産研究・教育機構練習船「耕洋丸」を視察し、「東太平洋戦没者の碑」に献花を行った。2020年の1月にも高田稔久はマーシャル諸島を訪問して、新マーシャル諸島大統領であるデービッド・カブの就任式に出席しているほか、日本漁船の安定操業や未だマーシャル諸島で発見される戦時中の遺骨の回収作業への引き続きの協力を要請した。 また、少し遡って2016年1月には日本・マーシャル諸島共和国友好議員連盟会長を務める衆議院議員の田中和徳が特派大使としてヒルダ・ハイネの大統領就任式に出席し、内閣総理大臣補佐官である薗浦健太郎は2019年1月にマーシャル諸島を訪問して日本の推進する「自由で開かれたインド太平洋」構想への支持を獲得。2019年8月には現職の外務大臣として初めて河野太郎がマーシャル諸島訪問を実施して(南太平洋諸国を訪れる外務大臣は32年ぶり)、日本・マーシャル外相会談 や大統領表敬 を行うなど、マーシャル諸島との関係強化を目指している。その背景には、太平洋島嶼国への中国の影響力浸透がある。
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