マークV
マーク5 (1990–1992)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 22:10 UTC 版)
「フォード・エスコート」の記事における「マーク5 (1990–1992)」の解説
1990年9月にデビューした第5世代はボディを一新、後輪サスペンションをMK3/4の独立式からトーションビームに簡略化した。エンジンは従来型を踏襲したが、ライバルの ローバー が1989年にデビューさせたKシリーズエンジンと比較すると設計の古さが目立つようになっていた。 消極的なスタイリング、芳しくない品質などによってMK5エスコートは市場から予想外の不評で迎えられた。事態が好転するのは1991年に新設計Zetec16バルブ1800ccエンジンが投入され、XR3iも再登場してからである。同年には150馬力のRS2000も登場した。なおこの代になってエスコートにもパワーステアリング、パワーウィンドウ、集中ドアロック、エアコン等が広く装備可能になった。 1992年には227馬力・225 km/hを誇るコスワース版(エスコートRSコスワース)も登場、ようやくエスコートは往年のスポーツイメージを回復し、英国市場販売ナンバーワンの座を取り戻した。 なお、フォードのブラジル法人が、当時フォルクスワーゲンの現地法人であるフォルクスワーゲン・ド・ブラジルとの合弁会社である「アウトラチーナ」(en: AutoLatina)を運営しており、同社ではマーク5のフォルクスワーゲン版である「ポインター」を生産していた。
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