RSコスワース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 05:12 UTC 版)
1985年にはターボ付16バルブDOHCエンジン「シエラ・コスワース」が登場した。2,000ccで204PSを発し、当初はグループAツーリングカーレース出場資格を満たすための500台限定の3ドアハッチバックとして登場したが、ティックフォードによってスポイラーやエアダクトを追加され、225PSに強化されたエボリューション版の「RS500」も製作された。 1988年になるとRSコスワースは新しい「サファイア」をベースに生産されることとなり、更に1990年にはスポーツセダンの「RSコスワース4x4」に発展した。13,140台の2WDと12,250台の4x4版が生産された。1992年以降は「エスコートRSコスワース」が登場し、市場を受け継いだ。 1995年(平成7年)に発生した阪神・淡路大震災の折、炎上する民家から近隣住民によって手押しで移動されるRSコスワース4x4の様子が撮影されている。
※この「RSコスワース」の解説は、「フォード・シエラ」の解説の一部です。
「RSコスワース」を含む「フォード・シエラ」の記事については、「フォード・シエラ」の概要を参照ください。
- RSコスワースのページへのリンク