マケット怪獣 ファイヤーウインダム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 23:13 UTC 版)
「ウインダム (ウルトラ怪獣)」の記事における「マケット怪獣 ファイヤーウインダム」の解説
『ウルトラマンメビウス』第24話「復活のヤプール」から登場。 新開発されたGUYSタフブックによってゼットン、パンドン、ブラックエンドといった火炎を操る怪獣のデータを付加され、ファイヤーウインダムにパワーアップ。頭頂部のとさかが赤くなったほか、左腕に火炎弾を放つ銃口を獲得し、シミュレーションではムカデンダーやバードンのホログラムを相手に善戦する。しかし、訓練中にリュウ隊員に憑依したヤプールの工作でガンウィンガーからのスペシウム弾頭弾の攻撃を受け、ガンウィンガーやガンローダーに対空砲火を浴びせるが撃墜には至らず、訓練が中止されて消滅する。 第31話ではロベルガーに苦戦するメビウスを援護し、接近戦で互角以上に渡り合った後に火炎弾を連射し、ガンブースターおよびリュウのトライガーショットとの連携で、メビウスの勝利に貢献する。この回から戦闘スタイルにメビウスを思わせる動きが見られるようになり、動きもかなり身軽になる。第46話ではグローザムに苦戦するメビウスを援護すべく登場するが、火力をMAXまで引き上げた火炎弾もグローザムには通用せず、あえなく時間切れに追い込まれる。 デザインは丸山浩が担当。検討案では手にアイスラッガーを装備したものやファイヤーマークを付けたものも存在した。左腕だけが火器となったもののカラーリングと銃口を変えたものが決定稿となった。 スーツは通常形態との差し替え式となっている。通常形態とは別に『ウルトラセブン1999最終章6部作』でのスーツを改造するという案もあった。 第31話は脚本ではロベルガーを撃つだけであったが、監督の八木毅がスーツを見て気に入り、アクション描写が増やされた。馬跳びのシーンは空中回転させる案もあったが、上手く撮影できずに馬跳びの方が採用された。 火炎弾は、『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』で「ファイヤーショット」と名づけられている。
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