マクサとは? わかりやすく解説

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ま‐くさ【真草】

読み方:まくさ

美称。特に、屋根をふくのに用いをいう。

「—刈る荒野にはあれど黄葉(もみちば)の過ぎにし君が形見とそ来し」〈・四七〉


ま‐ぐさ【×秣/馬草】

読み方:まぐさ

古くは「まくさ」》牛や馬の飼料とする飼葉(かいば)。


マクサ Gelidium elegans Kützing

テングサ目 テングサ科 (Gelidiales Gelidiaceae)
マクサ 生態写真
低潮線付近から潮下帯岩上
分   布
北海道西岸本州四国九州南西諸島
タイプ産地
神奈川県横須賀
マクサ 生標本写真
(生標本写真)
マクサ 枝拡大写真
拡大写真)
マクサ 付着器周辺写真
付着周辺写真)
マクサ 横断切片写真
横断切片写真)
マクサ 横断切片拡大写真
横断切片拡大写真)
マクサ 縦断切片拡大写真
縦断切片拡大写真)

からだは扁平細く平面的に広がる対生または互生で,比較密に羽状分枝している。先端尖りつけ根にはくびれが見られない付着器は糸状横断切片を見ると髄層には大小細胞混在しているのが見られる中央部混在少ない。皮層小さな細胞密に並んでいる。手ざわりカサカサした感じ生体は濃い紅紫色をしている。押し葉標本台紙によくつかない見た目似ているものとしてミチガエソウがあるが,ミチガエソウ付着器が盤状である。

高さ:10~30cm

寒天材料 (写真は左から、「粉寒天糸寒天・棒寒天」) 寒天をつくってる風景

マクサはオバクサなどと共に総称テングサ天草)とも呼ばれ寒天ところてん心太)の原料として利用されている。食用寒天として使われる海藻の中では,マクサが一番良質といわれている。他の寒天としてはオニクサオオブサオゴノリエゴノリカギイバラノリなどがある。


真草

読み方:マクサ(makusa)

マグサ別称
家蓄の飼料にする植物の総称


読み方:マグサmagusa), マクサ(makusa)

家蓄の飼料にする植物の総称


「マクサ」の例文・使い方・用例・文例

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