マイアミグランプリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/08 17:32 UTC 版)
マイアミ・インターナショナル・オートドローム | |
![]() |
|
レース情報 | |
---|---|
周回 | 57[1] |
コース長 | 5.412[1] km (3.363 mi) |
レース長 | 308.326[1] km (191.585 mi) |
開催回数 | 4 |
初回 | 2022年 |
最多勝利 (ドライバー) |
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最多勝利 (コンストラクター) |
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最新開催(2025年): | |
ポールポジション | ![]() レッドブル-ホンダ・RBPT 1:26.204 |
決勝順位 | 1. ![]() マクラーレン-メルセデス 1:28:51.587 2. ![]() マクラーレン-メルセデス +4.630s 3. ![]() メルセデス +37.644s |
ファステストラップ | ![]() マクラーレン-メルセデス 1:29.746 |
マイアミグランプリ(マイアミGP、米: Miami Grand Prix)は、2022年からアメリカ合衆国・フロリダ州マイアミ郊外のマイアミガーデンズにあるマイアミ・インターナショナル・オートドロームで開催されているF1世界選手権のレース。
概要
2016年にフォーミュラワン・グループを買収しF1の興行権を持つことになったリバティメディアは、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されているアメリカグランプリに続くアメリカ国内での2レース目の開催に積極的な姿勢を見せ、翌2017年末にマイアミがその最有力候補として浮上した。アメリカン・エアラインズ・センター(現:カセヤ・センター)周辺とビスケーン大通りを下るダウンタウンでの市街地コースで早ければ2019年に開催する計画が立てられたが[2]、地元からの反対意見もあって難航し[3]、2019年にこの計画は断念された[4]。
代わってNFLマイアミ・ドルフィンズの本拠地ハードロック・スタジアム周辺での開催案が浮上し[4]、同チームのオーナーを務めるスティーブン・ロスが率いるコンソーシアムとリバティメディアとの交渉が進み、政治的支援やマイアミ市議会の承認が必要ではあるが、2021年からの開催に原則合意した[5]。ところが、新型コロナウイルス感染症の世界的流行によってこの計画の破棄はされていないもの、感染症の解決のめどが立つまで計画は凍結することが決定した[6]。
2021年4月18日、2022年シーズンからマイアミグランプリを開催すると正式発表した[7]。これにより、1984年以来38年ぶりにアメリカ国内での複数レース開催が復活することになった。当初の契約期間は2031年までの10年間であったが[8]、2025年の開催期間中に契約が10年延長され、2041年までの開催が決定した[9]。
特筆すべきレース
- 2022年 - 初開催となったこの年は、シャルル・ルクレールがポールポジションを獲得し、フェラーリがフロントローを独占したが、マックス・フェルスタッペンがフェラーリ勢を逆転してレースを制した。
- 2023年 - 予選Q3でタイムを記録できなかったフェルスタッペンは9番手からのスタートとなったが、逆境を跳ね除け2年連続でレースを制した。
- 2024年 - この年からスプリント形式のフォーマットとなり、スプリントはフェルスタッペンが制したが、決勝はランド・ノリスがフェルスタッペンを抑え、110戦目の出走で初勝利を挙げた。
- 2025年 - メルセデスの新人アンドレア・キミ・アントネッリがスプリント予選でポールポジションを獲得。スプリント予選のため、予選の最年少記録には含まれないが、10代(18歳250日)のポールポジション獲得は初となる。スプリントはノリス、決勝はオスカー・ピアストリが優勝し、マクラーレンが両セッションで1-2フィニッシュを決めた。
過去の結果
年 | 決勝日 | ラウンド | サーキット | 優勝者 | コンストラクター | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 5月8日 | 5 | マイアミ | ![]() |
レッドブル-RBPT | 詳細 |
2023 | 5月7日 | 5 | マイアミ | ![]() |
レッドブル-ホンダ・RBPT | 詳細 |
2024 | 5月5日 | 6 | マイアミ | ![]() |
マクラーレン-メルセデス | 詳細 |
2025 | 5月4日 | 6 | マイアミ | ![]() |
マクラーレン-メルセデス | 詳細 |
出典: [10] |
優勝回数
ドライバー
回数 | ドライバー | 優勝年 |
---|---|---|
2 | ![]() |
2022, 2023 |
1 | ![]() |
2024 |
![]() |
2025 | |
出典: [11] |
- 太字は2025年のF1世界選手権に参加するドライバー。
コンストラクター
回数 | コンストラクター | 優勝年 |
---|---|---|
2 | ![]() |
2022, 2023 |
![]() |
2024, 2025 | |
出典: [12] |
- 太字は2025年のF1世界選手権に参加するコンストラクター。
エンジン
回数 | メーカー | 優勝年 |
---|---|---|
2 | ![]() |
2024, 2025 |
1 | ![]() |
2023 |
![]() |
2022 | |
出典: [13] |
- 太字は2025年のF1世界選手権に参加するメーカー。
冠スポンサー
- Crypto.com(2022年-)[14][15][16][17]
脚注
注釈
出典
- ^ a b c “Miami Grand Prix 2022 - F1 Race”. formula1.com Miami Grand Prix 2022 - F1 Race. 2022年5月7日閲覧。
- ^ “F1の新しい開催地、アメリカ・マイアミGPが2019年に実現か”. autosport web (2018年5月4日). 2024年2月17日閲覧。
- ^ “地元の反対意見により、マイアミでのF1レース開催決定に遅れ。判断は8月以降に持ち越し”. autosport web (2018年7月20日). 2024年2月17日閲覧。
- ^ a b “F1マイアミGPの実現遠のく。ベイエリアでの開催プランが廃案との報道”. autosport web (2019年4月25日). 2024年2月17日閲覧。
- ^ “F1とハードロック・スタジアムが原則合意”. ESPN F1. (2019年10月16日). オリジナルの2020年8月4日時点におけるアーカイブ。 2019年10月23日閲覧。
- ^ “マイアミGP開催計画は未だ進行中。しかし新型コロナの”見通し”が立つまで保留”. motorsport.com (2020年11月9日). 2021年1月3日閲覧。
- ^ “2022年、マイアミGPがカレンダー入りへ”. bellagara.com. Bella Gara (2021年4月18日). 2022年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月19日閲覧。
- ^ “F1マイアミGPが2022年に開催へ。10年契約が正式発表”. autosport web (2021年4月18日). 2022年5月14日閲覧。
- ^ “F1、マイアミGPとの契約を10年延長。カレンダー上で最長となる2041年までの開催が決定”. autosport web (2025年5月3日). 2025年5月3日閲覧。
- ^ “Grands Prix Miami (Wins)” (英語). STATS F1. 2024年12月30日閲覧。
- ^ “Grands Prix Miami (Wins - Drivers)” (英語). STATS F1. 2024年12月30日閲覧。
- ^ “Grands Prix Miami (Wins - Constructors)” (英語). STATS F1. 2024年12月30日閲覧。
- ^ “Grands Prix Miami (Wins - Engines)” (英語). STATS F1. 2024年12月30日閲覧。
- ^ “Miami Grand Prix 2022 - F1 Race”. formula1.com. 2024年2月17日閲覧。
- ^ “Miami Grand Prix 2023 - F1 Race”. formula1.com. 2024年2月17日閲覧。
- ^ “Miami Grand Prix 2024 - F1 Race”. formula1.com. 2024年2月17日閲覧。
- ^ “Miami Grand Prix 2025 - F1 Race”. formula1.com. 2025年5月5日閲覧。
関連項目
外部リンク
マイアミグランプリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 20:09 UTC 版)
「アメリカグランプリ」の記事における「マイアミグランプリ」の解説
2019年よりフロリダ州マイアミでアメリカにて2つ目のグランプリを開催する計画がマイアミ市から承認されたが、地元住民は道路閉鎖や騒音を理由に反対しており、20年間の開催契約をまとめることにも難航したため、2019年の開催を断念し2020年からの開催を目指すことになった。その後、開催地を従来のビスケーン湾(英語版)周辺からNFLマイアミ・ドルフィンズの本拠地ハードロック・スタジアム周辺に変更し、同チームのオーナーを務めるスティーブン・ロス(英語版)が率いるコンソーシアムとリバティメディアとの交渉が進み、政治的支援やマイアミ市議会の承認が必要ではあるが、2021年からの開催に原則合意した。ところが、新型コロナウイルス感染症の世界的流行によってこの計画の破棄はされていないもの、感染症の解決のめどが立つまで計画は凍結することが決定した。 2021年4月18日、2022年シーズンからマイアミグランプリを開催すると正式発表した。これにより、1984年以来38年ぶりにアメリカ国内での複数レース開催が復活することになった。契約期間は2031年までの10年間。
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