ポメラニア地方の特色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/12 13:58 UTC 版)
「ポーランドの民族衣装」の記事における「ポメラニア地方の特色」の解説
バルト海に面するポメラニアは、カシュプ人が多く居住し漁業で生計を立てていた地方である。 魚油や松脂を染み込ませた腿まである長靴と、防寒性に優れた毛皮のフードは漁師の服の名残であり、ここで取れた魚介類はオランダなどで干物として加工して売られた。 女性は亜麻のブラウスに青いウールのスカートと質素な格好であったが、修道女たちから伝えられた法服のように金糸入りの肉厚刺繍を施した小さなビロードの布を頭に飾っていた。 土産物として売られるカシュプ刺繍以外の民族衣装はほとんど現在に残らず、地方合唱団などにわずかに再現の試みが見られるのみである。 ポメラニア地方の位置 ブジジェ・キシェフスキエ(英語版)、コシチェジナ(英語版) カシュプ人 カシュプ人
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