ポケットティッシュ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 15:39 UTC 版)
「ティッシュペーパー」の記事における「ポケットティッシュ」の解説
「ティッシュ配り」も参照 携帯用のもので、小さなビニール袋の中に10枚程度のティッシュが入っている。日本中に広まったきっかけとして、1970年に富士銀行(現・みずほ銀行)が口座開設の粗品として20万個配布したことを挙げる説がある。1968年、高知県の製紙加工会社が考案し、それまでに宣伝用に配られていたマッチに代わり誕生したとされる。 キオスクなどで販売されるものもあるが、ゲリラ・マーケティングの一種として、街頭や店頭等で販売促進用等として配布されたりすること(ティッシュ配り)も多い。ポケットティッシュを広告のために配布する行為は日本ではごく一般的な光景だが、日本国外ではほとんどの地域で見られない。 なお、近年は不況による経費削減の影響で、販売促進用のポケットティッシュの枚数が減っているとの調査もある。 ハンカチと共に子供に持たせて通園・通学させている地域や家庭もあるが、一般的なポケットティッシュは摩擦の関係でビニールの包みが滑り、衣服のポケット(特に浅くてルーズな仕様の場合)から落ちやすいという声もある。その打開策として布製のケースに入れ替える方法を取っている場合もある。
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