ほそおもて【ホソオモテ】(食用作物)
![]() | 登録番号 | 第5247号 |
登録年月日 | 1996年 11月 21日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | ほそおもて よみ:ホソオモテ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 11月 22日 | |
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 新井利直 前島秀和 近藤武晴 手塚光明 久保田基成 村松幸夫 矢野伸一 中沢伸夫 小池英彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「信放38号(後の「しなのさきがけ」)×密陽23号」に「北陸130号(後の「オオチカラ」)」を交配して育成された固定品種であり,育成地(長野県須坂市)における成熟期は晩生の早,玄米の形は細長,玄米の大小は大で,多収の水稲,粳種である。 草型は偏穂重型,稈長は中,稈の細太は太,剛柔は剛,止葉の直立の程度は立,葉身及び葉鞘の色は濃緑である。穂長は中,穂数はやや少,粒着密度はやや疎,穂軸の抽出度は中である。穎色は黄白,ふ先色は黄白ー黄,芒の有無と多少は中である。玄米の形は細長,大小及び精玄米千粒重は大,見かけの品質は上の下,光沢はやや良,食味は中の上である。出穂期及び成熟期は晩生の早,耐倒伏性は強,収量は多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a,kである。 「キヌヒカリ」と比較して,葉身及び葉鞘の色が濃いこと,玄米の形が細長,玄米の大小が大きいこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a,kであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,長野県農事試験場(須坂市)において,昭和61年に「信放38号(後の「しなのさきがけ」)×密陽23号」に「北陸 130号(後の「オオチカラ」)」を交配し,63年に雑種第4代で個体選抜,以後,系統育種法により選抜,育成された固定品種である。平成2年に生産力検定試験,3年から奨励品種決定試験を行い,その特性を確認して育成を完了した。6年は雑種第10代である。 なお,出願時の名称は「きらめき」であった。 |
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