ベター・デイズ時代とソロ時代
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「ポール・バターフィールド」の記事における「ベター・デイズ時代とソロ時代」の解説
新バンドは、ディランやザ・バンドの面々が住んでいたウッドストック周辺の仲間で作り、ポール・バターフィールズ・ベター・デイズ(Paul Butterfield's Better Days)となった。 メンバーは、クリス・パーカー(ドラムス)、エイモス・ギャレット(ギター)、ジェフ・マルダー(ボーカル)、ロニー・バロン(ピアノ)、ビリー・リッチ(ベース)。 1972年と1973年に、アルバム『ポール・バターフィールズ・ベター・デイズ』『イット・オール・カムズ・バック』をアルバート・グロスマンのBearsvilleレコードから発表。ルーツ音楽、フォークを掘り下げた。 1973年の音源『ライヴ・アット・ウィンターランド』が、1999年に発売されている。 ベター・デイズ解散後、ソロ活動を開始。1975年、マディ・ウォーターズのチェス・レコードでの最後の作品『マディ・ウォーターズ - ウッドストック・アルバム』に参加。リヴォン・ヘルムのウッドストック・スタジオで、ガース・ハドソンや、ウォーターズのツアーバンドと一緒に録音された。 1976年、ザ・バンドの『ラスト・ワルツ』に出演。「Mystery Train」を歌い、マディ・ウォーターズの「Mannish Boy」の後ろでハープを吹いた。 リヴォン・ヘルム&ザ・RCOオールスターズとツアーし、1977年に録音。 1979年リック・ダンコとツアー。1984年、ダンコとリチャード・マニュエルとの演奏が録音され、『ライヴ・アット・ザ・ローン・スター・カフェ1984』として2011年に発売された。 ツアーを続け、「セルアウト、オーバー・プロデュースされた、方向性が間違っている」とされたアルバム『プット・イット・イン・ユア・イアー』を1976年に、『ノース・サウス』を1981年に発表。後者はストリングス、シンセを含み、ペラペラのファンク・サウンドだった。1986年、最後のスタジオ録音アルバム『伝説』を発表。「最新ロック・サウンドで復活しようとした失敗作」と評された。 1987年、「B.B.キング & フレンズ」コンサートに、エリック・クラプトン、エタ・ジェイムズ、アルバート・キング、スティーヴィー・レイ・ヴォーンなどと参加。
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