プロトタイプモード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 10:11 UTC 版)
「斑鳩 (シューティングゲーム)」の記事における「プロトタイプモード」の解説
各移植版にはチャプター構成などはほぼ同一だが自機の仕様のみが異なる「プロトタイプモード」が搭載されている。 アーケード版における仕様をXBLA版以降で言う「アーケードモード」と表記する。プロトタイプモードとアーケードモードの相違点は以下のとおり。 最大の違いは自機のショットが無制限ではなく、弾数制になっている点である。ショットを撃つたびに残弾数のストックが減少し、残弾数が0になるとショットが飛ばなくなる。ただしその場合でもショット自体が撃てなくなるわけではなく、ごく短い距離ながら自機前方に攻撃判定自体は発生するため弾切れで詰むことはない。 プレイヤーは初期状態でイージーは500弾、ノーマルが300弾、そしてハードで100弾の弾丸をそれぞれ与えられ、チャプターをクリアする度に初期状態になる。アーケードモードにおける力の解放ゲージは存在せず、残弾ストックに一元化されている。 プレイヤーは同属性の敵弾を吸収することで自機の残弾ストックを回復させることができ、最大999弾までストックが可能である(残弾が最大になっても「ENERGY MAX」のコールは無い) 力の解放はレーザー1本を発射するたびに弾丸10発を消費する。一度に射出されるレーザーはアーケードモードと同じく最大12本だが、弾丸のストックがある限り常に可能な限り最大限のレーザーを撃とうとする。つまり、120発以上のストックがある状態であれば一回の解放につき12本のレーザーが発射されることになる。また、充分なストックがあれば最大の力の解放を連射して瞬間的に大きな火力を生むことも可能である。 属性・撃ち返し・チェーンコンボなどの仕様はアーケードモードに準じる。 同様にマップ構成や敵の出現パターンにも変更はない。 アーケードモードでもシングルショットによる狙い撃ちやチェーンコンボ、撃ち返しなどに見られるように「無計画な弾丸のばら撒き」を抑止するデザインとなっているが、プロトタイプモードでは弾数ストック制を導入したことによりさらにショットリソースの管理がシビアになっている。逆に、充分なストックさえあれば力の解放を連射することでアーケードモードの場合よりも素早くボスを撃沈したり、より多くのパターンを回せるなど、より振幅の大きな調整となっている。
※この「プロトタイプモード」の解説は、「斑鳩 (シューティングゲーム)」の解説の一部です。
「プロトタイプモード」を含む「斑鳩 (シューティングゲーム)」の記事については、「斑鳩 (シューティングゲーム)」の概要を参照ください。
- プロトタイプモードのページへのリンク