プログラムの書式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 08:20 UTC 版)
「Fortranの言語仕様」の記事における「プログラムの書式」の解説
Fortran 90では、現在のCのように、桁位置を気にする必要のない、自由プログラム形式(文脈自由文法)で記述できるようになった(FORTRAN 77時代でも処理系によっては自由形式で記述できるものもあった)。予約語が存在しないという特徴は今でも残っている。なお、同様に古くからあるCOBOLでは数百個の予約語があるのが一般的である。 プログラムはC言語と同様に自由プログラム形式で記述する。 '!' 以降の文字はコメントになる。'!'はどこに書いても良い。 継続行にするときは、'&'を書く。次の行の第1カラムにも'&'を書く。
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プログラムの書式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 08:19 UTC 版)
「FORTRAN 77の言語仕様」の記事における「プログラムの書式」の解説
プログラムは以下の形式で記述する。もともとパンチカードに書くことを前提としていたので、1行は80文字で構成されていた。行の左端からの文字位置を桁(けた)またはカラムと呼んだ。 もともとのFORTRANは、字句解析の仕組みがCやJavaと大きく異なり、桁位置(行の左端からの文字位置)に依存していた。これを固定プログラム形式という。これは、当時、データの入力にパンチカードを 使用していたためである。1桁目から5桁目が文番号で、6桁目が継続行の指定、7桁目から72桁目に文の本体を記述する。73桁目から80桁目は任意に指定可能な、行を識別するための文字列を記述する領域である。また、文字列定数中以外の空白文字は一切無視されていた。二つ以上の字句を空白無しで続けて書 いたり、逆に一つの字句の途中に空白文字を入れても構わない。 1~5桁目 文番号を書く。1カラム目にCを書くとその行はコメント行になる。 6桁目 継続行であるときはここに任意の文字(空白又は0以外)を書く 7~72桁目 本文を書く 73~80桁目 シーケンシャル番号を書く(行を識別するための番号、本文には影響しない) 物理的に穴を開けるパンチカードのほかに、鉛筆で塗りつぶすマークシート方式も存在した。消しゴムで消せば楽に修正できるわけである。いずれも、カード1枚がプログラム1行に相当する。これらは「FORTRANカード」と呼ばれた。
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プログラムの書式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:55 UTC 版)
典型的なCOBOLの原始(ソース)プログラムは、FORTRANと同様にカラム固定形式で記述する。 1~6カラム目「一連番号」 各行を識別するために、6桁のシーケンシャル番号を記述することができる。 7カラム目「標識領域」 その行の標識を記述する。例えば、アスタリスクを記述すると、その行は注記行となる。 8~11カラム目「A領域」 12~72カラム目「B領域」 A領域およびB領域に、コードを記述する。ピリオドおよびその後に続くスペースを記述してコードの行末を示す。 最近のCOBOLコンパイラには、行の長さが固定である必要がなく、一連番号の不要な自由形式をサポートするものがある。
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