ブリッグス家
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ロバート・“ボビー”・ブリッグス 演:ダナ・アシュブルック 吹替:二又一成 ローラ・パーマーの交際相手。 ローラとの交際は、もはや双方の両親が公認するものである。事件当夜もまた、ローラと共に午後9時30分頃まで自宅にて過ごしていた。しかしながら、その本心はすでにローラの生前からすれ違いつつあった。 ツイン・ピークス高校においてはフットボール部に所属する。花形選手であるものの、必ずしも練習熱心ではない。代わって、悪友のマイク・“スネーク”・ネルソンと共にコカインの密売人として暗躍している。 激情家である。逆上すると暴力に訴える事も珍しくない。その立ちまわりは時に狡猾でもある。しかしながら心底においては、10代の少年らしい繊細な一面を隠し持っている。 『ローラの日記』によれば、ローラとの交際は14歳の時からである。 ガーランド・ブリッグス 演:ドン・S・デイヴィス 吹替:辻村真人 ボビー・ブリッグスの父親。 空軍少佐として、国家機密にあたる重要任務である、外宇宙由来の電波観測に従事する。それゆえに、仕事の内容については家族にさえ口外できない。 任務の特性上、前触もなく音信不通となる事が珍しくないが、妻のベティとは変わらぬ信頼と愛情によって結ばれている。 慈愛に満ちた理性的人物である。反抗的態度のボビーとも、忍耐強く対話を試みる。 『シークレット・ヒストリー』および『ファイナル・ドキュメント』によれば、代々のカトリック教徒である。大学においては、構造工学および建築を専攻した。 1982年、ボビーが12歳の時、ワシントン州スポケーンのフェアチャイルド空軍基地から、ツイン・ピークスのリスニング・ポスト・アルファへと赴任する。リスニング・ポスト・アルファは、その正式名称をSETIアンテナアレイ7-1という。高精度の情報収集用アンテナを有する電波観測施設である。ツイン・ピークスを包囲するゴーストウッド国有林の中でも、人里離れた山頂に位置する。そのアンテナ群は外宇宙ばかりでなく、ツイン・ピークスの森林をも監視対象とする。
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