ブシェール原子力発電所とは? わかりやすく解説

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ブーシェフル原子力発電所

(ブシェール原子力発電所 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/23 09:30 UTC 版)

ブーシェフル原子力発電所
نیروگاه اتمی بوشهر
ブーシェフル原子力発電所の模型、2010年撮影
種類 原子力発電所
電気事業者 イラン原子力機構(en:Atomic Energy Organization of Iran
所在地 イラン
ブーシェフル州
北緯28度49分46.64秒 東経50度53分09.46秒 / 北緯28.8296222度 東経50.8859611度 / 28.8296222; 50.8859611座標: 北緯28度49分46.64秒 東経50度53分09.46秒 / 北緯28.8296222度 東経50.8859611度 / 28.8296222; 50.8859611
1号機
出力 100万 kW
着工日 1975年5月1日
営業運転開始日 2011年9月
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ブーシェフル原子力発電所の模型、2010年上海国際博覧会
ブーシェフル原子力発電所の建設、1975年以前

ブーシェフル原子力発電所(ブーシェフルげんしりょくはつでんしょ、ペルシア語: نیروگاه اتمی بوشهر , 英語: Bushehr Nuclear Power Plant)は、イラン南西部のブーシェフル郊外、ペルシャ湾岸にある同国初の原子力発電所である。日本のマスコミ報道などでは、英語発音でブシェール原子力発電所と表記される。

沿革

1974年ドイツ企業シーメンスの設計により建設が始まったが、1979年2月のイラン革命で中断した。1980年代イラン・イラク戦争の際に空爆を受け大きく破壊された。1995年ロシアの国営原子力企業ロスアトムの援助で軽水炉建設が再開され完成した。当初1999年稼働開始予定だったが、再三延期[1][2]。2011年に稼働開始した[3]

ロシアの協力を得て、2号機を2019年に着工。3号機を2024年第4四半期に着工することが予定されていた[4][5]

脚注

  1. ^ ブシェール原発 朝日新聞掲載「キーワード」の解説
  2. ^ "Iran launches Bushehr nuclear power plant". RIA Novosti. 12 September 2011. Retrieved 14 September 2011.
  3. ^ ブーシェフル原発、稼動開始以来、通算200億キロワットを発電”. parstoday (2017年2月1日). 2025年6月20日閲覧。
  4. ^ AEOI、イランにおける原子力開発の現状と将来計画を発表”. 電気事業連合会 (2024年10月15日). 2025年6月23日閲覧。
  5. ^ イランのブシェール発電所でロシア企業が2号機を本格着工”. 原子力産業新聞 (2019年11月12日). 2025年6月23日閲覧。

外部リンク



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