フローリアン・F・ド・ジェローデル
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「ベルサイユのばら」の記事における「フローリアン・F・ド・ジェローデル」の解説
エピソード2、エピソード5の主人公。本編でオスカルを「マドモアゼル」「シルフィード」と呼んだ唯一の人物。2話ではフローリアンというファーストネームで呼ばれ、オスカルの年齢が11歳の1つ差で登場する。『外伝』からジャルジェ家は6人の子供全員を手元に育ているのに対し、フローリアンは10年も田舎の里親の元に放置されていた。実家に戻った際、そばかすが浮くくらい日焼けしていた。エピソード2の終わりに子供のころに敵愾心を抱いたオスカルに対する感情に変化があり、エピソード5以降も変わっていない。エピソード5では前述のフルネームが公開。フェルゼンのために最初で最後のドレスを着たオスカルを見て気がつかなかった反面、フェルゼンとマリー・アントワネットの橋渡し役をしていたフェルゼンの妹ソフィアを助けるために衛兵の前で口づけをしたふりをし難を逃れたが、宮廷内の噂になってしまった。以降はフローリアンの視点で本編同様に進み、平民議員の排除をオスカルの説得で思い留まるも命令に背いたことで官位剥奪の上で営倉入りに処された。その間にバスティーユ襲撃事件が起き、愛するオスカルは戦死して自身だけ生き延びてしまったと苦しむ。それらをソフィアに語り、故国フランスに旅立って消息が絶えたところで終わっている。スウェーデンの彼女の家から去る時、今度会う時はあの時のような突然の口づけではなく普通にして宜しいかと尋ね、ソフィアは頷いて受諾している。
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